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FXのボラティリティとは?トレードにおける使い方を理解しよう!

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ボラティリティという言葉を最近知ったのですが、いまいち意味が分かりません。教えてください。
分かりました。基本からトレードにおいての使い方まで詳しく説明しましょう。

 

〜今回の要点チェック!〜

  • ボラティリティとは価格の変動率を意味しており、%または値幅(pips)で表すことが多い
  • ATRは日足の最高値と最安値の値幅を求めて、任意の期間で平均したもの
  • 三大市場を意識すると、1日の中でボラティリティが大きい時間帯が見えてくる
  • 通貨ペアごとにボラティリティの傾向がある
  • ボラティリティを利用したテクニカル分析にボリンジャーバンドがある
  • 様々な期間ごとのボラティリティを知ることで、取引ルールや手法を作ることができる

 

ボラティリティってどんな意味?

FXにおけるボラティリティとは価格の変動率を意味します。

一般的には、一定の期間にどれだけレートが動いたのかを算出して平均を出します。

変動率なのでパーセンテージで表しますが、pipsなどの値幅で表すことも多いです。

つまり、ボラティリティが大きいということは変動率が大きくレート(チャート)がよく動くことを意味します。

反対にボラティリティが小さいということはレート(チャート)の動きがあまりないということです。

よく省略してボラとも言われます。

このボラティリティを知ってどのように使うのですか?
もちろんボラティリティが大きければその分為替差益も狙いやすくチャンスとも言えます。ただそれだけではありません。

このボラティリティ はトレードルールを作る上でとても重要な指標になります。

この点については後半で詳しく説明します。

しっかりと理解してトレードに取り入れることができれば、トレード結果も改善するでしょう。

 

 

ボラティリティの計算の仕方

ボラティリティの計算方法はいくらかありますが、ここではATRというテクニカル指標の計算方法について説明します。

ATRとは「Average True Range」の略で指定した期間における平均値幅を表します。

テクニカル指標では自動で計算してくれますが、計算方法はとても簡単なので、説明しておきますね。

まずは1日の値幅をローソク足などから求めます。

基本はローソク足の最高値最安値の差が値幅となります。

ヒゲと呼ばれる部分も含めた幅ということです。

まれですが、前日終値が当日の最高値と最安値の間にない場合があります。

俗にいう「窓」ができる場合ですね。

この場合は前日の終値から高値か安値の遠い方までを値幅とします。

言葉では分かりにくいですね。

基本は一番左だと考えればOKです。

そして日足を同じように過去に遡って値幅を求めます。

そして平均を出すときも方法はいくらかありますが、単純平均とすると、例えば10日分日足の値幅を求めたら全部足して10で割れば10日間の平均が出ますね。

ちなみにテクニカル指標として表示させると以下のようになります。

何日分の平均にするかは自由に設定できますが、MT4はデフォルトで14日間になっていました。

ボラティリティが大きくなるとATRの値が上昇します。

後でも詳しく説明しますが、チャートにずっと表示させておくというよりは1日のボラティリティを定期的に確認するために使うと良いでしょう。

ちなみにボラティリティ を計算してくれる便利なサイトもあります。

 

 

ボラティリティと時間帯の関係

1日に中でよく動く時間というのも、例えば1時間足でボラティリティ を集計してみると分かってきます。

例えば、チャートで1時間足を確認して1日の間でローソク足が長い上位3本をチェックして時間を調べてみます。

ある程度の期間の集計が取れれば1日の中で動く時間帯と時間帯ごとにどのくらい動くのかが分かります。

おそらく大きく動いている時間は三大市場の始まりの時間帯が多いはずです。

三大市場

・東京市場 9:00 ~ 15:00

・ロンドン市場 17:00 ~ 1:00(夏時間16:00 ~ 0:00

・ニューヨーク市場 22:00 ~ 6:00(夏時間21:00 ~ 5:00

動く時間帯が分かっていれば、その時間を狙って取引をすることができます。

また動かない時間帯も分かれば、無駄なエントリーをしなくても済むでしょう。

このようにボラティリティが分かる事で、トレードの戦略を立てることができるのです。

 

 

ボラティリティと通貨ペアの関係

次の表は、2019年2月の1ヶ月間の各主要通貨の1日あたりの平均ボラティリティ です。

通貨ペア 日平均ボラ
ポンド円 170pips
ユーロ円 74pips
豪ドル円 74pips
NZドル円 66pips
ユーロ米ドル 58pips
米ドル円 50pips

傾向としてはポンドを含む通貨ペアはボラティリティが大きいです。

集計期間にもよるのでしょうが、主なクロス円の中では米ドル円はボラティリティが小さいですね。
米ドル円は動く時には動きますが、通常はボラティリティが小さいですね。

このように通貨ペアによってもボラティリティに特徴があります。

ボラティリティが大きい通貨ペアは大きな利益を狙えますが、その分リスクも大きいです。

ボラティリティが小さいと狙える利幅も少なくなりますが、その分損切りを小さくすることができます。

初心者の場合は最初はあまりボラティリティが大きい通貨に手を出さないようにしましょう。

 

 

ボリンジャーバンドの基本的な使い方

ボラティリティを確認できるテクニカル指標として先ほどはATRを説明しました。

ここではもう一つ視覚的にボラティリティが確認できるテクニカル指標、ボリンジャーバンドについて説明します。

ボリンジャーバンドは使い方が様々あり、相場環境の把握、エントリー、利益確定などの多くを手助けしてくれるテクニカル指標です。

細かい設定や、使い方は別にて説明します。

今回はボラティリティという点でボリンジャーバンドを簡単に紹介します。

ボリンジャーバンドを簡単に説明すると、真ん中の移動平均線から上下に1~3本の線がくっついたものです。

中央のラインから近い順に、±1σライン、±2σライン、±3σラインと呼ばれ、それぞれのラインの範囲内に値動きが収まる可能性は以下の通りです。

ポイント!

値動きが各ラインの範囲内に収まる可能性

  • ±1σライン:68.29%
  • ±2σライン:95.44%
  • ±3σライン:99.73%

下記のチャートは±3σラインがないものですが、ボリンジャーバンドをチャート上に表示させている例です。

ボラティリティをチャート上で視覚的にチェックしたい場合にボリンジャーバンドは適しています。

ただ、ラインを超えて戻ってくるようなダマシの動きも多々あり、必ずその範囲内に収まるという訳ではありません。

その他にもボリンジャーバンドには様々な利用法がありますが、別記事にて説明します。

 

 

ボラティリティの具体的な利用方法

ボラティリティをトレードに利用するためには期間を意識してみましょう。

自分にとって必要な期間はどれでしょうか。

ボラティリティの期間

・1週間にどれだけ動くか=週ボラ

・1日でどれだけ動くか=日ボラ

・三大市場ごとにどれくらい動いたか=市場ボラ

・1時間でどれだけ動いたか=時間ボラ

自分がトレードする期間でどれくらいの為替差が期待できるのかは知っておく必要があります。

例えばデイトレードで取引を1日で終わらせる場合はどの期間のボラティリティを知っておくべきですか?
1日のボラティリティ、つまり日ボラですね。
そうですね。ある通貨の日ボラが平均100pipsだとしたら、トレードで100pipsプラスになったら利益確定するのが望ましいです。

また東京市場の時間帯だけで取引するのであれば、市場ボラを理解しておかなくてはいけません。

仮に東京時間は平均30pips程度しか動かないとしたら、50pipsを狙って取引してもいつまでたっても利益確定できません。

さらに時間ボラを意識すると東京市場の中で特にどの時間が大きく動くのかも分かってきます。

時間ボラが大きい時に絞って取引すると利益も狙いやすくなります。

自分が取引したい時間帯でどれくらいの変動幅が見込めるのか知らないとトレードの戦略を立てることができません。

およその変動幅を推測するためにボラティリティを知ることが重要なのです。

自分が取引したい時間帯の前日のボラティリティを参考にするのはもちろんですが、1週間の平均、1ヶ月の平均などを参考にしてトレードに利用すると、さらに確かなものになります。

 

 

ボラティリティ を利用したトレードの例

例えば主婦のAさんは米ドル円を使って取引することを決めました。

トレードできる時間は午前中しかありません。

まずは米ドル円が午前中のどの時間で一番大きく動いているのかを調べてみました。

時間ボラの平均を出すと午前中の中で9時が一番ボラが大きいことがわかりました。

狙うべき時間は、ボラティリティをもとに考えるのですね。

そこで9時の動き出しに乗れるようにエントリーポイントを探すことにしました。

すると7時〜8時はボラティリティが小さく、平均10pips程度だとわかりました。

つまり9時の大きな動きの前に7時〜8時の間でエントリーをして、損切りは10pips程度という戦略を立ててみました。

ボラティリティを知ることで損切り幅も決めることができるんですね。

実際にトレードを始めましたが、どのくらい利益が出たら決済すればいいのか悩むようになりました。

そこで9時から12時までのボラティリティを調べてみました。

すると平均して30pipsでした。

これでAさんの基本の取引ルールが完成しました。

Aさんの取引ルール

・毎日9時からの大きな流れを狙うデイトレード

・米ドル円を7時〜8時にエントリー

・損切りは10pips、利益は30pipsで決済する

これらのルールは全てボラティリティが基本になっているのが分かったでしょうか。

もちろん他の要因も加味しながらルールを作る必要はありますが、ボラティリティは欠かせない要素です。

自分のスタイルにより、調べるべき期間のボラティリティも異なってくるでしょう。

例えば、週1回程度のスイングトレードで長い期間ポジションを保有する場合は日ボラだけでなく週ボラも必要になってきます。

まずは自分の生活スタイルに合わせたトレードスタイルを考えることからはじめてみましょう。

すると先ほどの例のようなボラティリティの使い方が分かってくるはずです。

 

 

【厳選】初心者におすすめのFX会社

ここでは数あるFX会社の中から、特に初心者におすすめのFX会社を厳選してご紹介します。

おすすめする会社の中でも、細かなところで違いはあるのでそれぞれの詳細ページを参考にして自分に一番合ったものを選択するようにしましょう。

おすすめのポイント

  1. 主要通貨ペアのスプレッド
  2. 高い約定率
  3. 主要通貨ペアのスワップポイント
  4. 取引ツールの使いやすさ
  5. 会社の信頼性
  6. サービス・サポートの充実

以上を総合して個人的に特におすすめしたいものを選びました。

様々な項目がありますが、その中でも特に重視したのは「取引ツールの使いやすさ」と「会社の信頼性」です。

とことん自分に合ったものを選ぶためには複数口座を開設し、実際に使ってみて比べてみるのも良いでしょう。

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10,000通貨(100通貨) 20(18)
スプレッド(原則固定)※例外あり
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0.3 pips
(0.4 pips)
0.3 pips
(0.8 pips)
0.4 pips
(0.7 pips)
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