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FXのテクニカルとファンダメンタルズ、初心者にはどっちが大切?

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まもる先生、次のFOMC(米金融政策会合)で利上げが予想されているので米ドルを買おうと思うのですが、どうでしょうか?
まなぶ君はファンダメンタルズ分析もできるようになったのですか?
「ファンダメンタルズ分析」って何ですか?「テクニカル分析」なら聞いたことがありますが。
あら、それは知りませんでしたか。では少し説明しましょうか。

 

〜今回の要点チェック!〜

  • ファンダメンタルズ分析の材料には、金利動向、景気動向、政治要因、地政学的リスクなどがある
  •  テクニカル指標は、順張りに使うトレンド系と、逆張りに使うオシレーター系がある
  •  基本はテクニカル分析を用いて、リスク回避のためにファンダメンタルズの要素も頭に入れる
  •  FOMCや米雇用統計などの重要指標の発表日時を覚えておく

 

FXのファンダメンタルズ分析とは?

まなぶ君はトレードをする時、何を根拠に売買しているのですか?
主にはチャートの形を見て判断しています。
それがテクニカル分析ですね。もう一つがファンダメンタルズ分析というのですが、詳しく説明しましょう。

さっき、まなぶ君が言ったアメリカのFOMCの利上げを予想して米ドルを買うというのはファンダメンタルズ分析によるトレードです。

ファンダメンタルズ分析に主に使われる材料をまとめてみましょう。

ポイント!

 ファンダメンタルズ分析の材料

 1. 金利動向 2. 景気動向 3. 政治要因 4. 地政学的リスク

それでは、それぞれ説明していきますね。

1. 金利動向

金利というものは私たちが銀行にお金を預ける時をイメージすると分かりやすいですね。

現在、日本は低金利なので年利として通帳に入ってくる金額はとても少ないです。

この銀行の金利というものは、政策金利と呼ばれる日本銀行が金融政策に用いる金利によって決まってきます。

政策金利が上下すれば、それに応じて銀行の金利も上下するのです。

では視野を世界に広げてみましょう。

各国にもそれぞれ中央銀行と呼ばれる機関があり、政策金利を決めています。

金利が高い通貨の方が当然ながら利回りがいいので、金利が高い通貨が買われる傾向にあります。

例えば米ドルと円を比べた時はどうでしょうか。

アメリカと日本のどちらが政策金利が高いか知っていますか?
アメリカですね。
そうですね。日本はまだ利上げという段階に入っておらず金利は低いままですね。

一方アメリカは段階的に金利を上げている状況ですので、これだけを考えれば米ドルが買われて、円が売られやすいということになります。

実際は様々な要因が重なり合うので話はそんなに単純ではありませんが、長期的なトレンドをつかむのにはまずは金利差を考えることが重要です。

 

2. 景気動向

景気動向を知ることも重要なファンダメンタルズ分析の1つです。

景気が良い国の通貨は、やはり買われやすく、逆は売られやすい傾向にあります。

様々な要因が絡んでいますが、分かりやすい理由としては、その国の株式を買おうとする人々が増えるからです。

例えば、アメリカが好景気になると、アメリカ企業の株が上昇することを期待して、世界中から多くの外貨が米ドルに換金されて集まってくることになります。

なので、好景気の国の通貨は買われやすく、不景気の国の通貨は売られやすい傾向があります。

何をもとに好景気か不景気かを判断するのですか?
雇用統計やGDPなどが景気動向をつかむ代表的な経済指標になります。

 

3. 政治要因

政治要因もファンダメンタルズ分析の材料となる理由は、その国の経済と直結しているからです。

比較的最近の出来事と言えば、アメリカの大統領選挙でトランプ大統領が選出された時には米ドル/円は大きな動きをしました。

一旦はサプライズだったということで、一時円高ドル安になりましたが、その後の経済政策の見通しが分かると一気にドル買いに転じて長期間円安ドル高傾向が続きました。

つまり政治が直接絡む各国の選挙というのは非常に注目されるのです。

先進国の選挙の結果は注視する必要があります。

 

4. 地政学的リスク

主には戦争やクーデターが不安材料となり、その国の通貨が売られやすくなるという傾向があります。

ただし、アメリカが戦争を起こしてもドルが買われる場合もあり、どこの国で起こるかにも関係してきます。

また実際に起きてみないとどのように動くのかよく分からないところもあります。

突発的に起きることも多く予想が難しいために為替レートに大きな影響を与えます。

 

 

テクニカル分析とは?

ファンダメンタルズ分析についてはよく分かりました。
では次はテクニカル分析を簡単に説明しましょう。

テクニカル分析とは主に通貨の値動きをグラフやチャートにして表したものを使います。

トレンドの判断やトレードの売買の判断材料に使うことができます。

代表的なテクニカル指標(インジケーター)をまとめてみましょう。

トレンド系 オシレーター系
移動平均線 RSI
一目均衡表 ストキャスティクス
ボリンジャーバンド  MACD
その他にもまだありますが、ここではテクニカル指標についてそれぞれ詳しく説明するのはやめておきます。代表的なものは別にて詳しく説明しますね。

大きく分けるとトレンド系とオシレーター系の2つの指標のタイプに分けることができます。

まずトレンド系は上と下のどちらにトレンド相場が発生しやすいのかを判断する指標です。

主に順張りで用いることが多い指標です。

そしてオシレーター系とは、買われすぎや売られすぎが分かる指標です。

レンジ相場であれば、買われすぎたら売られ、売られすぎたら買われるのが特に顕著なのでオシレーター系は有効です。

またトレンド発生時でも一方向に進むのはまれで、大抵は上下動を繰り返しながら動くため、反転を狙った逆張りをするのにも適しているでしょう。

初心者はどれを使えばいいのですか?
おすすめは移動平均線ですが、自分に合ったものを利用し、トレンドやトレードの判断材料にしましょう。

ただし、どれも100パーセント確実な分析方法はありません、あくまで判断材料の一つと認識するのが良いでしょう。

また一度にたくさんのテクニカル指標を表示させてしまうと余計に分からなくなってしまいがちです。

表には載せていませんが、テクニカル分析はチャート上に水平線やトレンドラインを引くだけでも十分にできます。

あまり多くのものに頼りすぎないようにしましょう。

 

 

テクニカルとファンダメンタルズのメリットとデメリット

結局、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析はどっちが大切なのですか?
それは難しい質問ですね。それぞれにメリット、デメリットがあるのでそこから説明しましょう。

 

テクニカル分析

メリット

・エントリーや決済の判断がしやすい
・ファンダメンタルズの要素もチャートに含まれる
・あらゆる時間足で機能する
・分析力が上がれば制度も上がる

デメリット

・テクニカル分析のみではリスクが高い
・今後の長期的な流れが分かりにくい
・売買シグナルは遅れたり、ダマシもある

少しだけ補足説明しますね。

テクニカル分析は短期チャート足でも機能するため短期売買に適しています。

例えばスキャルピングで5分足を見ながらのトレードであれば、ファンダメンタルズ分析はほぼ関係なくなると考えていいでしょう。

また分析力を上げることで精度が上がり、トレード結果に反映されるでしょう。

しかし、ファンダメンタルズの要素を知らないと、突発的な動きにやられてしまうこともあります。

例えば、毎月の米雇用統計の発表時間を知らなければ、突発的な動きに巻き込まれて、思わぬ損失を抱えることもあるかもしれません。

 

ファンダメンタルズ 分析

メリット

・日時が分かっているものは準備ができる
・今後の長期的な流れが分かりやすい

デメリット

・情報を早く仕入れようとするのは難しい
・イベント後のレートがどうなるか分かりにくい
・短期売買では機能しないことも多い

少しだけ補足説明しますね。

ファンダメンタルズ分析のメリットとしては、あらかじめ日時が決まっているものについては準備ができるということです。

また通貨ペア間の金利差や経済状況から長期的な見通しを立てることもできます。

しかし、情報をいち早く仕入れてトレードをするのは難しいです。

個人トレーダーであればなおさらです。

特に皆が注目しているような出来事は情報が入る前にチャートに現れることも多いです。

また、例えば「アメリカの政策金利が上がる」とニュースになれば、発表までは期待で米ドルが買われ、発表後には売られるということも多々あります。

「噂で買って事実で売る」という格言もあるくらいです。

つまり実際にどうレートが動くのかが分かりにくいこともあります。

 

 

テクニカルとファンダメンタルズを融合しよう

初心者にとってはテクニカルとファンダメンタルズのどちらが大切なのですか?
両方大切だということです。ただし、力を入れた方がいいのはテクニカル分析です。

基本はテクニカル分析をしっかりと身につけて、それを根拠にトレードをするのが良いでしょう。

ただし、先ほどの話でもあったように日時が決まっている重要イベントについてはあらかじめ知っておく必要があります。

知っておいてどうするのですか?
一言で言うと、リスク管理のために使います。

重要イベント発表時は為替変動リスクが高いのでトレードせず、発表後の流れについていくのが基本です。

また重要イベントを控えている場合は、発表までは様子見で動きが出ないことも多く、そのことを知っていれば無駄なエントリーを避けることもできます。

テクニカル分析を基本にするけど、頭の片隅にファンダメンタルズの要素も入れておくということですね。

 

 

初心者が知っておくべきファンダメンタルズ要素とは?

ファンダメンタルズ分析も大切だということでしたが、どうやって情報を手に入れればいいのですか。
まもる君が思っているほど大変なことではありませんよ。説明しますね。

ファンダメンタルズ分析の情報を探すときに、世界のあらゆる情勢にまで目を向ける必要はありません。

もちろん通貨ペアによってどの国の情報を取得すべきかは違ってきますが、初心者は流動性が高い通貨ペアを選びましょうと話したことがありますね。

例えば、米ドル/円や、ユーロ/米ドルであれば、FX会社から提供されている情報やニュースをしっかりと読むだけでもファンダメンタルズ分析はできます。

また重要な指標についてのイベントカレンダーを意識するようにするといいですね。

これもFX会社で提供されていることが多いです。

特に大切にしてほしい重要イベントをまとめておきますね。

重要!★★★★★

FOMC(米金融政策会合)
日本時間 4:30(年8回) ※サマータイム3:30

重要!★★★★

米雇用統計
日本時間 22:30(毎月第1金曜日)※サマータイム21:30

重要!★★★

日銀金融政策決定会合
正午頃に政策金利発表、夕方に日銀総裁記者会見(年8回)

重要!★★★★

欧州中央銀行(ECB)政策金利発表
日本時間 21:45(年8回) ※サマータイム20:45

各国の政策金利発表が重要イベントなのですね。
そうですね。その他にも主要国の(大統領)選挙などには注目しておきましょう。

 

 

【厳選】初心者におすすめのFX会社

ここでは数あるFX会社の中から、特に初心者におすすめのFX会社を厳選してご紹介します。

おすすめする会社の中でも、細かなところで違いはあるのでそれぞれの詳細ページを参考にして自分に一番合ったものを選択するようにしましょう。

おすすめのポイント

  1. 主要通貨ペアのスプレッド
  2. 高い約定率
  3. 主要通貨ペアのスワップポイント
  4. 取引ツールの使いやすさ
  5. 会社の信頼性
  6. サービス・サポートの充実

以上を総合して個人的に特におすすめしたいものを選びました。

様々な項目がありますが、その中でも特に重視したのは「取引ツールの使いやすさ」と「会社の信頼性」です。

とことん自分に合ったものを選ぶためには複数口座を開設し、実際に使ってみて比べてみるのも良いでしょう。

GMOクリック証券 [FXネオ]

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10,000通貨 20
スプレッド(原則固定)※例外あり
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DMM.com証券 [DMM FX]

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マネーパートナーズ 

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ストロングポイントとしては約定力がNo.1ということです。矢野経済研究所が行なっている調査において10年連続で約定力No.1という評価を受けています。スプレッドも主要通貨についてはGMOクリック証券やDMM FXを上回る水準もあります。またパートナーズFX nanoを利用すると取引単位が100通貨からとなり、初心者がトレードを練習するのにも向いています。

マネーパートナーズ 基本情報
取引単位 通貨ペア数
10,000通貨(100通貨) 20(18)
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(0.4 pips)
0.3 pips
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