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【取引シェアNo.1】ユーロドルの特徴は?値動きやスワップまとめ

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これまで米ドル円を中心にトレードしてきたのですが、ユーロドルも始めてみようと思うのですが、どうでしょうか?
ユーロドルは多少癖はありますが、初心者にオススメの通貨ペアの一つですね。では詳しく説明していきましょう。

 

〜今回の要点チェック!〜

  • ユーロドルは取引量が多いため流動性が高く、スプレッドも狭いため初心者にオススメ
  • ユーロドルは動き出すとトレンドが継続する傾向があり順張りで狙うのが基本
  • ヒゲやダマシが多いので動きの癖に慣れる必要あり
  • スワップポイントも考慮すると売り中心のトレードをするのが良い
  • ファンダメンタルズで相場が動くことも多く、ECB金融政策発表などは特に注目すること
  • エントリーは時間を意識して、大きな流れに逆らわないようにする

 

ユーロドルの基本情報をチェック

まずはユーロドルの基本情報から確認していきますね。

ユーロドルは、英語表記ではEUR/USDと表示され、米ドルユーロの通貨ペアです。

為替市場における通貨別取引高のシェアを見てみると、米ドル43.8%1位ユーロ15.6%2位となっています。

※BIS(国際決済銀行)の2016年のデータより
小数点以下は四捨五入

当然のことながら、為替市場の通貨ペア別取引シェアを見てみると、ユーロ米ドル23.05%で最も多いです。

為替市場の通貨ペア別取引シェア

ランク 通貨ペア 世界シェア
1 ユーロ/米ドル 23.05%
2 米ドル/円 17.72%
3 英ポンド/米ドル 9.24%
4 豪ドル/米ドル 5.24%
5 米ドル/カナダドル 4.29%
6 米ドル/人民元 3.78%
7 米ドル/スイスフラン 3.54%
8 ユーロ/英ポンド 1.96%
9 ユーロ/円 1.56%
その他 29.62%

※BIS(国際決済銀行)の2016年のデータより

シェアが大きいと何がいいのですか?
流通量が多いということは流動性が高いということですね。

流動性が高いと値動きは比較的安定し、売買も成立しやすくなります。

反対に流動性が低いと突発的に乱高下したり、時間帯によってはスプレッドが広がったり、注文が通らなかったりします。

初心者の場合は特に流動性の高い通貨ペアを選ぶのをオススメしていますが、その点でもユーロドルはオススメの通貨ペアですね。

次にスプレッドに注目してみましょう。

スプレッドについてもユーロドルは狭い場合が多く、ほとんどの会社で米ドル円に続いて狭い設定になっている場合が多いです。

中でも「みんなのFX」や「マネーパートナーズ 」では米ドル円と同様の0.3pipsに設定されているので、取引コストから考えてもユーロドルを選択する価値はありますね。

スプレッドの表示で思い出したのですが、まだユーロドルのレートの見方に慣れません。
そうですね。最初は桁が多いこともあって見にくいですが、次第に慣れますよ。

少数第4位1pipsの位なので、この位を基本に考えましょう。

もしどうしても分かりにくい場合は小数点を右に2つずらすと、例えば1.11503111.503となりクロス円でよく見るレート表示になりイメージはしやすくなりますね。

レート表示と関係あるのか分かりませんが、トレードの損益がキリのいい額ではなく1円単位での決済になっていますよね。例えば、「274円」などです。
そうですね。クロス円ではキリのいい数字で決済されるので、不思議に思った人もいるかもしれません。レート表示とは関係ありません。

これはユーロドルの決済通貨が米ドルであることが関係しています。

例えばユーロ米ドルを1万通貨取引してプラス10pipsで決済したとしましょう。

決済は米ドルで算出され、10ドルの利益となります。

そしてそこから円に換算されるため米ドル円のレート、例えば110.245などをかけて円換算して決済額が決まるのです。

このために決済額が細かな数字になっているのですが、それ以上に重要なのは米ドル円のレートによって同じ値幅でも損益が変わってくることです。

例えば、ユーロドル1万通貨の10pipsの損益は1ドル110円の場合は±1,100円、1ドル120円の時は±1,200円となります。

クロス円の同じ取引量の10pipsの損益が常に±1,000円ということを考えると、クロス円と同じ値幅を取ってもユーロドルの方が今の米ドル円のレートなら約1割ほど上乗せされて決済されるイメージですね。

損失にも利益にも言えることなので、ユーロドルの方がいいという訳ではありませんが、決済方法がクロス円とは異なることを知っておきましょう。

 

 

ユーロドルの値動きの特徴

ユーロドルの基本情報が分かったところで、次は値動きの特徴について確認していきましょう。

まずユーロドルは一旦トレンドが発生するとそのトレンドが継続する傾向が強いです。

なので戦略としてはトレンドが発生するのを確認してからの順張りが合っています。

米ドル円などはレンジになることも多いので逆張りをして成功する場合もありますが、ユーロドルで逆張りのトレードをすると何回も失敗してしまう可能性が高いです。

次のチャートはユーロドルの週足チャートで2017年~2018年の期間が主に表示されています。

このチャートを見ても動き出したら長い期間トレンドが継続していることがわかりますね。

2017年については週足ベースで見ると1年を通して上昇トレンドが継続しています。

この流れに乗ることがユーロドルを取引する1つのポイントですね。

そしてもう1つの特徴としては、ヒゲと呼ばれるローソク足の形が発生しやすいところがあります。

具体的に1日の流れで見たときにはロンドン市場が始まる前後に上下に大きく振れてからトレンドを作る場合が多いです。

次のチャートは2019/5/17のユーロドルの15分足チャートです。

15:00から一旦上昇していますが、16:00の足で上ヒゲをつけてから下落しているのが分かりますね。

このようにロンドン市場が始まる際はヒゲやダマシが出ることが多いので、動きの癖をつかむ必要があります。

米ドル円で機能するような抵抗線がユーロドルの場合は一旦破られてから機能するといった場合も多く損切りの設定などは米ドル円と同じように考えると引っかかる場合も多いです。

そして時間帯にも注意してトレードをするようにしましょう。

ユーロドルが動き出すのは夏時間では16時、冬時間では17時頃です。

その1時間前くらいからそれまでとは違う値動きになるのですが、日本時間の午前中や午後の早い時間は値動きがない場合が多いです。

ユーロドルを扱う時はまずはこのロンドン市場が始まる時間帯を狙った取引がしやすいです。

ただし、会社勤めなどをしていると夕方の時間帯をトレードに使えない場合もありますね。

そのような場合は、ロンドン市場とNY市場が重なる時間帯の夏時間21時、冬時間22時頃が一番値動きが活発になります。

ただし、この時間帯は欧州やアメリカの経済指標が発表される時間帯なので、トレードには注意が必要です。

特に毎月第1金曜日のNY時間に発表される米雇用統計は注目しているトレーダーも多く、発表時にはスプレッドが大きく広がり、レートも急騰急落する場合が多いです。

その時間帯を狙った手法もあるのですが、初心者には難しく大きな損失を出してしまう可能性も高いです。

なので、このような大きな指標が発表される時は発表後の流れに乗るようなトレードがいいでしょう。

またロンドン市場でその日の基準レートを決めるロンドンフィックスと呼ばれる時間があり、夏時間では0時、冬時間は1時となっています。

この時間を迎えると利益確定などによって、それまでのトレンドが一旦終わり、逆方向に動き出すことも多いです。

このような時間帯を狙ってトレードするのも1つの方法です。

 

 

ユーロドルのスワップポイントに注目

トレードの戦略として参考にすると良いのが、ユーロと米ドルの金利差です。

2019年5月時点でユーロの政策金利は0.00%となっています。

日本と同じように景気後退の時期が続いたので、金融政策として金利を引き下げたままになっています。

一方でアメリカは好景気が続き、段階的に政策金利を上げ2019年5月時点では2.50%となっています。

つまり米ドルとユーロの金利差がかなり開いてきました。

主要会社のユーロドルのスワップポイントを確認してみましょう。

FX会社 売りSP 買いSP
みんなのFX 91 -92
DMM FX 89 -89
外為ジャパンFX 89 -89
GMOクリック証券FXネオ 87 -90
YJFX! 86 -96
マネーパートナーズ 85 -100
FXプライムbyGMO 84 -91
外為オンラインFX 70 -100

※2019/5/24時点の1万通貨あたりのスワップポイント

例えば「みんなのFX」場合はユーロドルのスワップポイントは買った場合が-92円、売った場合が91円となります。

ユーロドルの売りポジションを保有したときにプラスのスワップポイントがもらえるのですね。
そうです。クロス円の場合は買いポジションを保有した場合にプラスのスワップポイントが発生することが多いですが、その反対ですね。

スワップポイントの点から、ユーロドルをトレードする場合は売りのトレードを中心とした方がいいです。

特に下降トレンドが発生しているときを狙って売り中心にトレードをすると利益を伸ばせる可能が非常に高いですし、うまくいけばプラスのスワップポイントも入ってきます。

スキャルピングやデイトレードでポジションを次の日に持ち越さない場合は関係ないですが、長期間ポジションを保有する場合は特にこのスワップポイントについてもしっかりと頭に入れておく必要があります。

スワップ運用に適しているということですか?
売りのスワップポイントは高金利通貨と比べても大差はないですが、必要証拠金や動き出すとトレンドが継続することを考えるとスワップ向きという訳ではありません。

例えばスワップ運用で人気のトルコリラ円のスワップポイントの平均は100円程度です。※2019/6月「みんなのFX」

買いか売りかの違いはありますが、スワップポイントだけを考えるとそこまで大差はありませんね。

ただ1万通貨の必要証拠金は、トルコリラ円7,200円程度、ユーロドル50,000円程度となっています。※2019/5月「みんなのFX」

トルコリラ円 ユーロドル
スワップポイント 約100円 約90円
必要証拠金 約7,000円 約50,000円

つまり資金効率を考えるとかなり差が出ることになりますね。

またユーロドルは売りエントリーしてプラスのスワップポイントが発生するのですが、現在のレートから上昇トレンドが発生することも考えられます。

ユーロドルは一度トレンドが発生すると長期間そのトレンドが継続する場合も多いので為替変動リスクも高いです。

さらに現在は金利差がありますが、長期的にはユーロは段階的な利上げが予想され、米ドルの金利は上限に達しつつあります。

これらのことを総合的に考えると、スワップ運用としてユーロドルを選択するというより、売りを中心に為替差益を狙った取引をして、売りポジションを長期保有できた場合は、「おまけのスワップポイントがつく」という認識でトレードするのがオススメです。

 

 

ファンダメンタルズにも注目しよう

その他にユーロドルを扱う上で注意することはありますか?
そうですね。現在はそこまででもありませんが、ドラギ欧州中央銀行総裁の発言によってユーロドルが動き出すということがこれまで多かったです。

2019年は年8回予定されており、夏時間は20:45ECB金融政策発表21:30ドラギ総裁定例記者会見となっています。(冬時間は1時間遅れます)

このECB金融政策発表の日はドラギナイトとも言われていますが、特に政策金利が想定外に変更した場合はやはり値動きも激しくなります。

1日で200~300pips動く場合もあるので、チャンスではありますが、リスクも高く注意が必要です。

やはり発表後相場が落ち着き流れを確認してからのエントリーがリスクが少ないです。

その他にも、ユーロは地域共通通貨ということもあるので、ユーロ加盟国の経済状況や情勢により、大きく左右されることがあります。

2009年頃から始まったギリシャ危機や、最近では2016年にイギリスで実施されたEU離脱是非を問う国民投票などは相場に大きな影響を与えましたね。

主要国の選挙なども相場に大きな影響を与えることが多いため、日頃からそのような情報に敏感になっておく必要があります。

ファンダメンタルズも大切だということですね。
その通りです。幸いユーロドル相場を大きく動かすような情報はどの会社のマーケット情報からも入手しやすいです。

各会社の情報をしっかりと取り入れるだけでも欧州で何が起こっているのかを理解することができるでしょう。

情報力でFX会社を選ぶなら「FXプライムbyGMO」がオススメです。

 

 

ユーロドル取引例

それでは最後にユーロドルをどのように取引するといいのかをチャートをもとに検証して見ましょう。

先ほど上でファンダメンタルズもユーロドルを扱う上で大切だと言いましたが、ユーロドルは流通量も多く、テクニカルもしっかりと機能することが多いです。

チャートをしっかりと検証してテクニカルも利用しながら自分の好きな形や手法というものを見つけていきましょう。

ここでは主にローソク足の時間軸と水平線、トレンドラインに注目していきます。

下のチャートはユーロドルの日足チャートです。

まずは長期足のチャートを見て大きな流れを確認することが重要です。

2019年になってからは下落傾向が続いているのが分かりますね。

下降トレンドラインを引いてみると赤丸のところでラインに上値を抑えられているのが分かります。

このような場合はラインに引きつけて売りを狙うのが基本ですね。

A赤丸に注目すると日足ベースで上値が抑えらているのが分かります。

今回は矢印の下落、4/18に注目してみましょう。

 

次は1時間足チャートで先ほどのAの赤丸の期間を見てみましょう。

4/12の高値を4/15、4/16と超えることができずに高値が切り下がっていますね。

4/17に上昇していますが、4/12の高値は超えることができずに下がっています。

4/12と4/17の高値(赤丸)でダブルトップを形成した可能性がありますね。

日足が下降トレンドでもあることから売りで狙うのが基本です。

赤の矢印はその日の16時の足を示していますが何かに気づきますか?
4日間とも矢印付近を高値にして下がっていますね。
その通りです。この週は16時ごろに売るとトレードが成功しますね。

このように前日や前々日の流れを考慮してエントリーすることもコツです。

 

最後に先ほどの4/1815分足チャートを見てみましょう。

もし4/18に売りで狙うとすれば16時前後にエントリーを狙いたいですが、エントリーポイントはあるでしょうか。

この日はあまりヒゲがなく15時~16時で上がり切らずに抵抗を作っていますね。(赤丸の箇所)

ここが売りのエントリーポイントです。

15時~16時の高値あたりに損切りを設定すれば10pips程度の損切りでエントリーできます。

15時あたりから一旦上昇して、その後下がっているのもユーロドルのよくあるパターンの一つです。

主にデイトレードの取引スタイルですが、長期足チャートで売りのチャンスを狙い、1時間足や15分足でエントリーポイントを見つけるというトレードの例です。

動き出す時間帯に注目してその動き出しを狙うような取引が有効ですので、参考にして下さい。

 

 

【厳選】初心者におすすめのFX会社

ここでは数あるFX会社の中から、特に初心者におすすめのFX会社を厳選してご紹介します。

おすすめする会社の中でも、細かなところで違いはあるのでそれぞれの詳細ページを参考にして自分に一番合ったものを選択するようにしましょう。

おすすめのポイント

  1. 主要通貨ペアのスプレッド
  2. 高い約定率
  3. 主要通貨ペアのスワップポイント
  4. 取引ツールの使いやすさ
  5. 会社の信頼性
  6. サービス・サポートの充実

以上を総合して個人的に特におすすめしたいものを選びました。

様々な項目がありますが、その中でも特に重視したのは「取引ツールの使いやすさ」と「会社の信頼性」です。

とことん自分に合ったものを選ぶためには複数口座を開設し、実際に使ってみて比べてみるのも良いでしょう。

GMOクリック証券 [FXネオ]

FX取引高世界第1位

何よりもまず、7年連続取引高世界1位の実績があります。あらゆる角度から見てもスキのないオールラウンダーの会社です。スマホツールの使いやすさやについては、No.1と言ってもいいでしょう。サポート体制もしっかりしており、お問い合わせに24時間対応しています。「迷ったらココ」と言われるほど信頼性のある会社です。初心者からプロトレーダーまで満足度の高い会社です。

GMOクリック証券[FXネオ] 基本情報
取引単位 通貨ペア数
10,000通貨 20
スプレッド(原則固定)※例外あり
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円 英ポンド/円
0.3 pips 0.4 pips 0.5 pips 1.0 pips

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公式サイトへ

 

DMM.com証券 [DMM FX]

とうとう口座数が70万口座を突破してFX口座数国内No.1取引高についてもGMOクリック証券に続き世界No.2となっています。スプレッドもGMOクリック証券と並び業界最狭水準、サポート体制は業界初のLINEによる問い合わせも可能です。ツールも初心者に扱いやすいことで知られています。取引システムも安定していて、約定力が強く滑りにくいと評判です。

DMM.com証券[DMM FX] 基本情報
取引単位 通貨ペア数
10,000通貨 20
スプレッド(原則固定)※例外あり
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円 英ポンド/円
0.3 pips 0.4 pips 0.5 pips 1.0 pips

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公式サイトへ

 

マネーパートナーズ 

青色03銭静止画

ストロングポイントとしては約定力がNo.1ということです。矢野経済研究所が行なっている調査において10年連続で約定力No.1という評価を受けています。スプレッドも主要通貨についてはGMOクリック証券やDMM FXを上回る水準もあります。またパートナーズFX nanoを利用すると取引単位が100通貨からとなり、初心者がトレードを練習するのにも向いています。

マネーパートナーズ 基本情報
取引単位 通貨ペア数
10,000通貨(100通貨) 20(18)
スプレッド(原則固定)※例外あり
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円 英ポンド/円
0.3 pips
(0.4 pips)
0.3 pips
(0.8 pips)
0.4 pips
(0.7 pips)
0.9 pips
(1.2 pips)

※( )の値はパートナーズFX nano

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