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【初心者必見!】FXの両建てのメリットとデメリットを丁寧に解説!

更新日:

まなぶ
両建てについてFX会社は推奨していない場合が多いですが、やはりすべきではないですか?
確かに初心者には難しいところがあります。両建てにもメリット、デメリットがあるので、まずはその両方をよく知ることですね。
まもる

 

〜今回の要点チェック!〜

  • 両建てとは同じ通貨ペアの買いと売りの両方のポジションを保有すること
  • 両建ては利益を一旦確保したり、損失を一旦限定したりする場合に有効
  • 両建ては利益を小さくしたり損失を大きくするリスクもある
  • スプレッドは売り買いの両方にかかるが、会社によっては同量の両建ての証拠金はいらない場合もある
  • スワップポイントの差額を狙って会社をまたいで両建てする「サヤどり」という手法もある
  • 両建ては損失リスクも大きく初心者が安易にしてはいけない

 

両建ての基本知識は大丈夫?

それでは両建ての仕組みについてもう一度確認しておきましょう。

両建てとは買いの建玉(ポジション)と売りの建玉(ポジション)の両方を保有することを言います。
まもる

両方の建玉が同じ通貨ペアで同じ取引数量だとしたら両建てした時の評価損益のままレートが動いてもロックされたままとなります。

例えば、1ドル100円の時に1万通貨買いポジションを保有します。

101円までレートが上がり、含み益が1万円になったところで1万通貨売りポジションを保有します。

レート 買いポジション 売りポジション 評価損益合計
99円 -10,000円 20,000円 10,000円
100円 0円 10,000円 10,000円
101円 10,000円 0円 10,000円
102円 20,000円 -10,000円 10,000円

例えば、両建てしたレート101円から100円に下がっても102円まで上がっても評価損益は10,000円のままとなります。

どれほどレートが上下に動いても評価損益の合計は10,000円のままということです。

まなぶ
そもそも評価損益をロックすることで何か意味があるのですか。
相場状況にもよりますが、確かに両建ては意味がないという人もいます。
まもる

やり方によっては有効な手法だと個人的には思いますが、判断が難しく経験やスキルも必要になるので安易にしない方が良いです。

どのような状況で両建てすると意味あるポジションになるのか次で詳しく説明していきますね。

 

 

両建てをするメリットとは

スワップ運用を考えた場合の両建てもありますが、ここでは為替差益を狙ったトレードにおける両建てのメリットについて確認してみましょう。

例えば、利益が出ている買いポジションが一旦決済ポイント付近まで来たとします。

重要ラインが控えていてそのラインを越えればさらに利益を伸ばすことができますが、そのラインで反転する可能性もあるとしましょう。

そのような場合は、その重要ラインに近づいた時点で売りポジションを保有し両建てをして様子を見るという方法があります。

もしその重要ラインを越えれば売りポジションは損が小さいうちに損切りします。

反転するようであれば買いポジションを利益確定して、売りポジションのみ保有します。

このように利益が出ているポジションが反転して含み益が少なくなる可能性がある場合に両建てはリスクヘッジとして使うことができます。

反対に買いポジションを保有している場合に、思惑とは反対に下がり評価損失が膨らんだとします。

どこまで下がるのか分からない時に、売りポジションを保有して両建てすることで、損失を一旦ロックすることができます。

様子を見て下がりきって反転するところで、売りポジション決済して、買いポジションのみにして反転上昇した場合は損失が膨らむのを防ぎながらうまく逃げられたことになります。

また週末にポジションを持ち越す場合に、もう少しトレンドが続きそうだと判断してポジションを保有する場合も有効です。

週末に急騰急落しても今の利益を確保するために両建てを行い評価益をロックするするのです。

週明けに何もなければ両建てを外せばいいですし、何か起きた時でも両方のポジションを決済すれば週末と同じ額の利益は確保できます。

このように利益が出ている時に利益を一時確保したい場合、損失が出ている時に損失を一時限定したい場合に使うとリスクヘッジとなるのですが、両建てのポジションを保有するタイミングと、外すタイミングが大変難しいです。

デメリットの所でも詳しく説明しますが、利益が減ったり、損失が増えたりするリスクはもちろんあるので、安易な両建ては避けるべきです。
まもる

 

 

両建てをするデメリットとは

それでは両建てをする際のデメリットを確認していきましょう。

両建てのデメリット

  • 両建てによって利益が少なく、損失が大きくなるリスクがある
  • 取引コストが2倍になる
  • 両建て分の証拠金がさらに必要になる(会社による)

一番のデメリットとしては、利益は少なく損失が大きくなるリスクを伴うことです。

例えば先ほどの例のように損失が出ている買いポジションを保有している場合に、売りポジションを保有して両建てした瞬間に相場が反転上昇した場合は、どこかで売りポジションの損失確定決済をしなければいけません。

そのまま上昇トレンドに移行した場合は、無駄な損失を出すことになり、両建てをしない方が良かったことになります。

両建ては相場の動き次第ではメリットにもデメリットにもなることを頭に入れておきましょう。

そして、相場の動きと関係なくデメリットとなるのはスプレッドが両方の建玉で発生することです。

両建てによって利益や損失を一時ロックするよりも、一旦ポジションを決済して再エントリーすべきか考えた方がいい場合もあり、その方が取引コストも少なくて済みます。

さらには両建ての場合は拠金が売りポジションと買いポジションの両方必要な場合もあります。

会社によっては、買いのポジションと売りのポジションで数量が多い方だけの証拠金でいい場合もあります。(MAX方式)

例えば、両建ての買いポジションの証拠金が40万円で売りポジションの証拠金が30万円の場合は40万円分の証拠金のみでOKということです。

この場合、もし買いポジションと売りポジションで同数量なら両建てにおける追加の証拠金は発生しないということです。

もし両建てを頻繁に使う場合は両建てに必要な証拠金がMAX方式の会社を選ぶべきです。

両建てMAX方式でオススメの会社はココ↓

「GMOクリック証券FXネオ」

「みんなのFX」

 

 

スワップポイントを狙った両建てとは

ここまでは両建てを使って損失を限定させたり、利益を確保したりすることを狙った両建てについて説明してきました。

ここからはスワップポイントを狙った両建てについて説明していきます。

スワップポイントは通貨ペア間の金利差を狙って取引をするもので、各会社、各通貨ペアにより、買いのスワップポイント、売りのスワップポイントが決まっています。

多くの会社ではプラスのスワップポイントよりもマイナスのスワップポイントが大きくなっているので、同じ会社で同じ通貨ペアの同数量を両建てした場合はスワップポイントで考えると利益を狙うどころか資金が減っていきます。

一方で、ある通貨ペアの買いポジションをAで、売りポジションをBでというように会社をまたいで両建てを行うことで、会社間のスワップポイントの差額を狙ったスワップ運用をすることができます。

「サヤどり」とも言われる手法ですが、例えばスワップ運用で人気のトルコリラ円1万通貨の場合、「GMOクリック証券FXネオ」では売りのスワップポイントが-87円「みんなのFX」では買いのスワップポイントが100円となっています。(2019/6/27)

同数量のポジションをそれぞれ保有した場合は1万通貨あたり差額の23円分のスワップポイント分を手に入れることができますね。

スワップ運用には為替変動リスクを考慮する必要がありますが、この両建てによるスワップ運用を使えば為替変動リスクを減らすことができます。

まなぶ
スワップポイントを狙った両建ての注意点は何かありますか?
まずは金利変動リスクがあります。
まもる

トルコリラ円は2018年の8%から2019年の24%まで急上昇しており、今後もこの高金利が続く保証はどこにもありません。

またスワップポイントは会社で自由に設定できるので、いつスワップポイントが変わってもおかしくありません。

差額を狙えたはずなのにいつの間にか差額がなくなっているということも考えられます。

さらには一方のポジションがロスカットにかかってしまうリスクもあります。

その場合は、為替変動リスクが発生することになり、残ったポジションをいつ決済すべきかも難しい判断になります。

 

 

安易な両建ては絶対にしないこと

利益が出ている場合の両建てについては、リスクを伴ったとしても利益が損失にまで変わることは少ないです。(もちろんやり方によっては大きな損失も出ます)

ただ、損失が出ている場合の両建てについては、さらに損失を膨らませてしまうリスクが高くなることを頭に入れておきましょう。

プロスペクト理論からも分かるようにどうしても損失が大きく利益が少なくなる傾向があるからです。

両建てを考えるということはそれだけ損失が膨らんでいる場合が多く、それ以上膨らむ前に損切りをして仕切り直しをした方が良い場合も多いです。

スワップ運用で長期保有をしなければならない場合は止む終えないかもしれませんが、為替差狙いのトレードで両建てにする場合は、両建てにした瞬間に反転したり、両建てを決済した瞬間に再び逆方向に動き出したりして相場に翻弄されることも少なくありません。

両建てにはスキルと経験が必要で、相場を読み取る能力がない場合は失敗する可能性が高いです。

傷口を広げる前に思い切って損失を確定するという判断も必要です。
まもる

 

 

両建てするのにおすすめのFX会社はどこ?

まなぶ
仮に両建てをするとしてオススメの会社はありますか?
両建てする場合にオススメの会社は「みんなのFX」です。
まもる

両建てにおけるMAX方式を採用していること、またスワップポイントも高く、プラススワップとマイナススワップも同額に設定されていることから、スワップ運用で含み損が膨らんだ時に一時両建てにより様子見をしたい場合に通常なら発生するマイナススワップが発生しません。

また、スプレッドについても業界最狭水準なので、口座開設をして損はない会社です。

そしてスワップポイントの差を狙った「サヤどり」をする場合は「GMOクリック証券FXネオ」がオススメです。

ちなみにこの会社も両建てはMAX方式ですが、マイナスのスワップポイントが小さいのが特徴でサヤどりに適しています。

つまりサヤどりをするのであれば「みんなのFX」と「GMOクリック証券FXネオ」の組み合わせが良いです。

サヤどりを狙った両建てはスワップ運用を望むのであれば一つの手法として取り入れるのも良いですが、通常の為替差を狙った取引での両建てはリスクを伴います。

何度も繰り返しますが、両建ては相場を読む力などの経験やスキルがないと上手くいかない場合が多いです。

初心者の場合は安易に両建てをしないようにしましょう。
まもる

 

 

【厳選】初心者におすすめのFX会社

ここでは数あるFX会社の中から、特に初心者におすすめのFX会社を厳選してご紹介します。

おすすめする会社の中でも、細かなところで違いはあるのでそれぞれの詳細ページを参考にして自分に一番合ったものを選択するようにしましょう。

おすすめのポイント

  1. 主要通貨ペアのスプレッド
  2. 高い約定率
  3. 主要通貨ペアのスワップポイント
  4. 取引ツールの使いやすさ
  5. 会社の信頼性
  6. サービス・サポートの充実

以上を総合して個人的に特におすすめしたいものを選びました。

様々な項目がありますが、その中でも特に重視したのは「取引ツールの使いやすさ」と「会社の信頼性」です。

とことん自分に合ったものを選ぶためには複数口座を開設し、実際に使ってみて比べてみるのも良いでしょう。

GMOクリック証券 [FXネオ]

FX取引高世界第1位

何よりもまず、7年連続取引高世界1位の実績があります。あらゆる角度から見てもスキのないオールラウンダーの会社です。スマホツールの使いやすさやについては、No.1と言ってもいいでしょう。サポート体制もしっかりしており、お問い合わせに24時間対応しています。「迷ったらココ」と言われるほど信頼性のある会社です。初心者からプロトレーダーまで満足度の高い会社です。

GMOクリック証券[FXネオ] 基本情報
取引単位 通貨ペア数
10,000通貨 20
スプレッド(原則固定)※例外あり
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円 英ポンド/円
0.3 pips 0.4 pips 0.5 pips 1.0 pips

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公式サイトへ

 

DMM.com証券 [DMM FX]

とうとう口座数が70万口座を突破してFX口座数国内No.1取引高についてもGMOクリック証券に続き世界No.2となっています。スプレッドもGMOクリック証券と並び業界最狭水準、サポート体制は業界初のLINEによる問い合わせも可能です。ツールも初心者に扱いやすいことで知られています。取引システムも安定していて、約定力が強く滑りにくいと評判です。

DMM.com証券[DMM FX] 基本情報
取引単位 通貨ペア数
10,000通貨 20
スプレッド(原則固定)※例外あり
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円 英ポンド/円
0.3 pips 0.4 pips 0.5 pips 1.0 pips

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マネーパートナーズ 

青色03銭静止画

ストロングポイントとしては約定力がNo.1ということです。矢野経済研究所が行なっている調査において10年連続で約定力No.1という評価を受けています。スプレッドも主要通貨についてはGMOクリック証券やDMM FXを上回る水準もあります。またパートナーズFX nanoを利用すると取引単位が100通貨からとなり、初心者がトレードを練習するのにも向いています。

マネーパートナーズ 基本情報
取引単位 通貨ペア数
10,000通貨(100通貨) 20(18)
スプレッド(原則固定)※例外あり
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円 英ポンド/円
0.3 pips
(0.4 pips)
0.3 pips
(0.8 pips)
0.4 pips
(0.7 pips)
0.9 pips
(1.2 pips)

※( )の値はパートナーズFX nano

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