FXのリスク管理講座

FXのデメリットとは?事前に知っておくことがリスク対策になる!

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FXのメリットはよく分かったのですが、始める前にデメリットについても詳しく知っておきたいです。
分かりました。確かにFXのメリットの情報はよく入ってきますが、デメリットはあまりないですね。リスク回避のためにもデメリットをよく理解しましょう。

 

〜今回の要点チェック!〜

  • FXのデメリットは「ハイリスクハイリターン」であること
  • レバレッジを上げすぎると損失リスクが高まる
  • 為替変動リスクには最悪の場合は借金もあり得る
  • いつでも取引できることから取引回数が多くなりがちでその分損失リスクも高まる
  • FXはゼロサムゲームとも言われており、知識やスキルがないまま始めると資金を失うリスクが高い
  • 専業トレーダーになるには社会的信用がなくなることも覚悟すべき
  • デメリットをメリットに変えるには知識、スキル、経験が必要

 

FXのデメリットとは

FXの情報を探していると、「隙間時間で月5万円」や「主婦でもサラリーマン並みに稼げる」などの多くの情報を目にすることがあります。

実際に短時間で大きく稼いでいるトレーダーも多くいる世界です。

そのような情報を見ていると「自分でも簡単に稼げるのではないか」という気持ちになってしまうのは当たり前ですよね。

ただ実際はそれほど簡単なものではありません。

今回はFXのデメリットを詳しく説明していきますが、デメリットを簡潔にまとめるとすると、「資金を失う可能性が高い」ということです。

巷には様々な金融商品や投資方法がありますね。

一番お手軽なのは銀行に預金することです。

ただ、現在は低金利の時代なので、100万円の貯金をしても、ATMの手数料でなくなってしまうくらいの利子しかありませんよね。

ただ銀行預金は資金が減ることはありません。

銀行預金と対照的にFXは100万円使って1年で200万円にすることもできる世界です。

ただし、資金を失う可能性は高いと言えます。

様々な金融商品がありますが、FXは「ハイリスクハイリターン」という特徴があります。

もちろんやり方次第ではメリットになる要素ですが、あまりにも多くの人がFXは簡単に稼ぐことができると勘違いしているため、このハイリスクの部分についての知識を身につける前に資金を失ってしまうことも多いです。

ではこのハイリスクの部分について次で詳しく説明していきますね。

 

 

レバレッジを理解していないと損失リスクが高まる

FXは少ない資金で大きな取引ができるのが魅力の一つですよね。

国内では最大25倍のレバレッジを利用でき、国外になると何百倍のレバレッジもありえます。

ただし、このレバレッジ設定を適切な値にしないと損失リスクが高まります。

たとえば米ドル円が1ドル100円の時に100万円の資金で取引をしたとしましょう。

仮にレバレッジを最大の25倍に設定した場合は2,500万円分の取引が可能になります。

つまり25万ドル通貨の取引です。

この場合、1円の値動きで25万円の損益が発生します。

最近ではあまりないですが、1円の値幅は1日あれば十分動く可能性があります。

つまりやり方によっては1日で25万円稼ぐこともできるし、失う可能性もあるのです。

一方で、レバレッジ10倍の設定なら10万ドル通貨の取引なので、同じ1円の値動きで10万円の損益となります。

このように取引量によって同じ値幅でも損益が異なってきます。

レバレッジを上げて取引量を多くすればするほど「ハイリスクハイリターン」となります。

そして一番のリスクがロスカットリスクです。

例のレバレッジ25倍の場合、2,500万円分の取引でしたが、取引額の25分の1つまり4%に当たる100万円は必要証拠金(最低資金)として100%を維持する必要があります。

会社によっては100%を割った段階で強制決済(ロスカット)される場合もありますし、そうでなくても100%を割ったままでは次の日までポジションを持ち越すことができず、追加証拠金が必要になります。

レバレッジ25倍で取引するということは、言い換えると必要証拠金ギリギリの資金で取引をすることになります。

例えば1pipsでもポジションと逆方向に進んでしまうとロスカットになる場合もあるのです。

レバレッジ25倍の設定というのは極端な例ですが、このようなことを知らずに最初からレバレッジを上げて取引をすると資金を大きく失ってしまう可能性が高いのです。

トレードのスキルが身につくまではレバレッジはなるべく抑えて、スキルが身につきトレードに自信がついたとしても、レバレッジは10倍程度が望ましいです。

 

 

為替変動リスクの恐ろしさ

FXは金利差を狙った取引もありますが、基本は為替変動による為替差益を狙います。

ただし、通貨ペア時間帯によっては大きく変動する場合もあり、思惑と逆方向に動く場合は為替変動リスクとなります。

この為替変動リスクに備えて大切なのが、損切りの設定です。

損失は小さく、利益は大きく狙うのがFXの基本ですが、この損切りを設定せずにトレードしてしまう場合は常に為替変動リスクにさらされている状態と言えます。

逆方向に動いた場合は、最悪ロスカットになるまで損失が膨らむ可能性もあります。

そして、最大のリスクとしては、急騰急落によりロスカットラインが機能せずに、ロスカットラインをはるか超えたところで損失確定の決済がなされる場合です。

このようにレートが飛ぶことは10年に1回あるかどうかの非常にまれな場合ですが、口座に預け入れた資金以上の損失、つまり借金を負ってしまうリスクも実はFXにあるのです。

最近の例でいうと2015年のスイスフランショックですね。

このようなリスクも損切りを必ず設定し、通貨ペアを選んだり取引時間を考慮することで限りなくゼロに近づけることができます。

 

 

いつでもトレードできることは場合によってはデメリット

FXは平日なら24時間いつでもトレードすることができます。

平日仕事があり、夜のトレードしかできないような場合は大きなメリットなのですが、場合によってはデメリットにもなります。

いつでも取引できるということは取引回数が増える傾向にあります。

FXで利益を出すコツは、優位性の高いトレードだけを狙ってエントリー回数を絞ることです。

時間があるからといってトレード回数を増やしてもその増やした分だけ損失が増える傾向があります。

また24時間市場が開いているということは、エントリーしてポジションを持った場合、気になって寝られなくなることもあります。

さらには、ポジポジ病とも言われる常にエントリーしていないと気が済まなくなるトレード体質になってしまうのも24時間市場が開いていることが大きな理由です。

ただ、このようなデメリットはルール作りを徹底して、トレード時間や取引回数を決めるなどすれば改善できるものです。

 

 

FXはゼロサムゲームと言われている

そして次のデメリットとしては、基本的にFXはゼロサムゲームだということです。

ゼロサムゲームとは各参加者の得失点の総和がゼロになるゲームのことです。

別の言い方をすれば、パイがすでに決まっていてそのパイを参加者同士で奪い合うようなイメージです。

そのように言われる理由としては、たとえばある通貨を買って利益を出した場合は反対売買としてその通貨を売って損失を出した人が存在するからです。

誰かの利益は誰かの損失になっている世界なので、トレーダー全体が潤うというのは難しいです。

そのようなゼロサムゲームでは極端な言い方をすれば弱肉強食の世界なので、知識やスキルが足りない初心者は圧倒的に不利になります。

その不利な状況で、多くの資金をつぎ込んでしまうとその資金を失ってしまう可能性がとても高いです。

多くの人はFXは簡単に稼げると信じて取引を始めるのですが、実はFXは初心者がすぐに勝てるようになる程甘い世界ではありません。

もちろんビキナーズラックで運良く勝てることもあるかもしれませんが、継続して利益を出すのはなかなか難しいです。

ただ、必要な知識やスキルを身につけさえすれば、勝てるようになる確率はかなり上がります。

その知識やスキルを身につけてまずは少額で実際にトレードをして実戦を重ねていくことが勝ち組トレーダーになるコツです。

もちろんゼロサムゲームは厳しい世界ですが、勝者は必ずいます。

どの世界でも同じことですが、勝者になるためにはそれ相応の努力が必要だということですね。

 

 

その他のデメリットとは

上にあげたものがFXをする上での主なデメリット、または損失リスクと言えます。

その他にも損失リスクとしては、流動性リスク信用リスク、スワップ運用の場合は金利変動リスクなどがありますが、多くのトレーダーがまずは知っておくべき大きなリスクとしては上で述べたことです。

また損失リスクから視点を変えて、職業としてのFXを考えた場合ですが、まだ職業として認められていないこともデメリットの一つです。

仮にトレーダーとして生活できるだけの収入を得ることができたとしても、脱サラをして専業トレーダーとしてやっていくには、ローンを組む場合や、クレジットカードを作る際の社会的信用がなくなることも覚悟しなければいけません。

もしそのような社会的信用も維持したいのであれば、副業としてFXをするか、起業するしかありません。

 

 

デメリットをメリットに変えるには

以上がFXをする上でのデメリットです。

ほとんどが「ハイリスクハイリターン」の「ハイリスク」の部分に焦点を合わせたものです。

ただ、それぞれの最後に書いているようにそのデメリットを小さくする方法は存在します。

一番良くないのは、そのリスクの存在さえも知らないままトレードをしてしまい資金を失ってしまうことです。

ほとんどのデメリットやリスクはしっかりと知識、情報を入手して対策をとればメリットになりうるものです。

実際にここで述べたほとんどのデメリットも裏を返せばメリットとして成立するものがほとんどでした。

もしもあなたが、これからFXを始めようと思い、デメリットについて調べているのであれば、FXで成功する可能性はかなり高いはずです。

なぜならFXで負けてしまうトレーダーのほとんどがそのようなデメリットやリスクを勉強することなく、メリットだけを見てトレードを始めてしまうからです。

今回いくつかのデメリットがFXには存在していることが分かったと思うので、ここからさらに深く知識を身につけて、トレードスキルを上げていきましょう。

大切なのは、まずは少額から始めて経験を積むことです。口座開設をしていない場合はまずは口座開設から始めましょう。

 

 

【厳選】初心者におすすめのFX会社

ここでは数あるFX会社の中から、特に初心者におすすめのFX会社を厳選してご紹介します。

おすすめする会社の中でも、細かなところで違いはあるのでそれぞれの詳細ページを参考にして自分に一番合ったものを選択するようにしましょう。

おすすめのポイント

  1. 主要通貨ペアのスプレッド
  2. 高い約定率
  3. 主要通貨ペアのスワップポイント
  4. 取引ツールの使いやすさ
  5. 会社の信頼性
  6. サービス・サポートの充実

以上を総合して個人的に特におすすめしたいものを選びました。

様々な項目がありますが、その中でも特に重視したのは「取引ツールの使いやすさ」と「会社の信頼性」です。

とことん自分に合ったものを選ぶためには複数口座を開設し、実際に使ってみて比べてみるのも良いでしょう。

GMOクリック証券 [FXネオ]

クリック証券

何よりもまず、7年連続取引高世界1位の実績があります。あらゆる角度から見てもスキのないオールラウンダーの会社です。スマホツールの使いやすさやについては、No.1と言ってもいいでしょう。サポート体制もしっかりしており、お問い合わせに24時間対応しています。「迷ったらココ」と言われるほど信頼性のある会社です。初心者からプロトレーダーまで満足度の高い会社です。

GMOクリック証券[FXネオ] 基本情報
取引単位 通貨ペア数
10,000通貨 20
スプレッド(原則固定)※例外あり
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円 英ポンド/円
0.3 pips 0.4 pips 0.5 pips 1.0 pips

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DMM.com証券 [DMM FX]

【DMM FX】入金

とうとう口座数が70万口座を突破してFX口座数国内No.1取引高についてもGMOクリック証券に続き世界No.2となっています。スプレッドもGMOクリック証券と並び業界最狭水準、サポート体制は業界初のLINEによる問い合わせも可能です。ツールも初心者に扱いやすいことで知られています。取引システムも安定していて、約定力が強く滑りにくいと評判です。

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マネーパートナーズ 

青色03銭静止画

ストロングポイントとしては約定力がNo.1ということです。矢野経済研究所が行なっている調査において10年連続で約定力No.1という評価を受けています。スプレッドも主要通貨についてはGMOクリック証券やDMM FXを上回る水準もあります。またパートナーズFX nanoを利用すると取引単位が100通貨からとなり、初心者がトレードを練習するのにも向いています。

マネーパートナーズ 基本情報
取引単位 通貨ペア数
10,000通貨(100通貨) 20(18)
スプレッド(原則固定)※例外あり
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円 英ポンド/円
0.3 pips
(0.4 pips)
0.3 pips
(0.8 pips)
0.4 pips
(0.7 pips)
0.9 pips
(1.2 pips)

※( )の値はパートナーズFX nano

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