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複数口座を開設することへの不安や心配は何?
複数口座を持ってメリットもよく知っている私からすると、「どうして1つの会社にこだわるの?」と思ってしまいますが、1つの口座しか持っていない人の話を聞いていると、どうやら複数口座を開設することへの不安や心配がいくらかあるようです。
よく聞く不安や心配をまとめてみました。
- 手数料がかかるのが心配
- 勧誘のメールや電話が来るのが心配
- 時間がなくて複数口座開設できない
- 各口座の資金管理が大変そう
- 利用しない可能性がある口座を開設すのが気が引ける
それでは順番に確認していきましょう。
手数料がかかるのが心配
手数料ですが、基本的に口座の開設、維持に手数料は一切かかりません。
ごく一部の会社で初回最低入金額を設定しているところもありますが、当サイトでおすすめしている会社においては初回最低入金額も指定がありません。
つまり口座を開設、維持するのに必要なコストは基本的にかかりません。
それどころかキャッシュバックキャンペーンを行なっている会社もあるくらいで、口座開設するだけで1,000円をプレゼントとして入金してもらえる場合もあるくらいです。
勧誘のメールや電話が来るのが心配
勧誘のメールや電話が心配という意見もありますが、そのような電話は基本的にありません。
そもそも金融先物取引法では望んでいない人への電話勧誘は禁止されていることもあり、私自身も複数口座を7年近く保有していますが、電話がかかってきたことは一度もありません。
メールについては、マーケット情報やお知らせなどのメールは口座開設すると来ることになります。
ただこれも知っての通り、配信停止の設定をすることができるので大きな問題ではないはずです。
時間がなくて複数口座開設できない
時間がなくて複数口座を開設できない場合ですが、マイナンバーカード等の確認書類が手元にあれば、こちらでの手続き自体はオンラインで最短5分あれば終了です。
その後に審査があり、審査に通れば簡易書留郵便による口座開設の通知が届きますが、待つだけなので、こちらですることはありません。
全てを含めても最短で申し込みの翌日、大抵は数日あれば口座開設の手続きは完了です。
トレードをしようと思っているくらいなら口座開設にかかる時間や労力はほんのわずかなものだと言えます。
個人情報が心配だという声もありますが、個人情報保護法で整備されていることもあり、国内の大手の会社であれば問題ないでしょう。
各口座の資金管理が大変そう
口座の資金管理が大変そうというのは一理あります。
実はこれが唯一のデメリットになるかもしれません。
利益が出て確定申告をする際に必要な書類をそれぞれの会社から年間損益報告書をダウンロードして各社の損益を通算して申告書を作成する必要があります。
ただ慣れないうちは一つの口座でも大変ですし、逆に慣れれば、複数の口座があってもそれほど大変な作業ではありません。
また実際にトレードする会社は多くても2、3社程度だと思うので、そこまで心配する必要はありません。
利用しない可能性がある口座を開設するのが気が引ける
最後の利用しない可能性がある口座を開設したくないということですが、口座開設し、比較した上で利用しないという選択は当たり前の権利ですし、私自身も口座開設しただけでトレードしていない口座が複数あります。
会社からトレードを催促するような連絡もことも全くありませんし、トレードをせずに口座を保有していることで、これまでに何か問題になったことは一度もありません。
どうしても保有するのが嫌であれば口座解約も当然できるので大丈夫です。
以上が複数口座を開設することへのよくある不安や心配ですが、口座開設にマイナスなことはほとんどと言っていいほどありません。

比較して自分に合った口座を選べる
複数口座を開設するメリットはいくつかあるので、これから順番に解説していきますが、一番大きなメリットとしては本当に自分に合った口座を選択できることです。
実際に使ってみなければ分からない細かい点も比較して確かめることができます。

その会社はシステムトレードに定評があり、スプレッドなどは他の会社と比べて広く設定してありました。
ただ当時の私はその会社しか知らないので、それが当たり前だと思い、その取引コストが高い会社で、取引回数が多いトレードをしていました。
当然取引コストが高いのでなかなか利益を出すことはできませんでした。
その後複数の口座を開設して、業界最狭クラスのスプレッドの会社を利用するようになってからは、トレード結果も変わり勝てるようになってきました。

例えば取引ツールの使いやすさなどはトレードする上でとても重要な要素ですが、使用感については個人差があります。
ある取引ツールが、プロトレーダーがおすすめするものであっても自分に合わない場合もありますし、その逆もあります。
もちろん多くの人が勧めているものについては良いもので自分にも合う可能性が高いですが、実際に使ってみないと分からないところがあります。
結局のところおすすめされているものを実際に使ってみて比較するのが一番間違いない方法だということです。

トレードスタイルごとに使い分けができる
FX会社の中にはオールラウンダーで全ての項目の水準が高い場合もありますが、その他は短期取引でスプレッド重視の取引スタイルに適した会社があったり、スワップ運用に適したスワップポイントが高い会社があったりします。
それぞれの会社でストロングポイントを持っている場合が多く、トレードスタイルにより口座を使い分けるのも勝ちトレーダーにとっては当たり前のことになっています。
トレードスタイルや手法により口座を分けるもう一つのメリットとしてはスタイルや手法ごとの結果が分かりやすいことです。
月ごとにトレード結果を確認、検証する際に、例えばスイングトレードはA社で、スキャルピングはB社でというように口座が分かれていた方がトレードの検証がしやすいです。
システム障害時のリスク回避になる
システム障害は頻繁に起きるものではありませんが、例えば、一つの口座でシステム障害が発生し、取引が全くできなくなったとします。
システム障害の原因としてはトレーダー側のインターネット環境の場合もありますが、FX会社のシステムによるものだとしたら復旧まで待つしか対処法がないです。
その場合に複数の口座でトレードをしていたなら別の口座で問題なくトレードをすることができます。
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※ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2019年12月)
リスク分散になる
1つのトレードスタイルしか利用しない場合でも、もし取引数量が多くなってきたら、リスク分散のためにも複数口座で運用した方が、リスク分散になります。
極端な話をすると会社が破綻してしまう場合の信用リスクも分散できますし、不利なレートで約定される、いわゆる「ストップ狩り」のようなものに対してのリスク分散にもなります。
また取引数量が多くなった場合は、これまでと同じトレードをして同じ値幅を狙っていたとしても金額が大きくなってきます。
これまでは10pipsで1万円の損益だったのが、同じ10pipsで10万円の損益になるような場合は、同じメンタルでトレードをすることが難しいです。

様々な情報を入手できる
各会社で配信されるマーケット情報やオンラインセミナーなどは口座を開設するだけで見ることができます。
会社によってはスプレッドは狭いけど情報力が弱いという場合もあるので、そのような場合は別の会社の情報を入手することもできますし、複数のソースからの情報を入手して総合的に判断することで、より確かな情報を入手することができます。
実際に、より良い情報だけを求めて口座開設するトレーダーもいます。
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スワップポイントの「サヤ取り」ができる
そしてスワップ運用を考えている場合は、複数口座を開設することでスワップポイントの「サヤ取り」をすることができます。
例えばA社でトルコリラ円を1万通貨買って毎日110円のスワップポイントをもらい、B社でトルコリラ円を同量売って毎日90円のスワップポイントを支払う場合に、差額の20円を毎日手にすることができます。
プラススワップが大きい会社とマイナススワップが小さい会社を組み合わせることになるのですが、このような手法も複数口座を開設することで可能な手法です。
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デメリットはないの?


その他のデメリットについては特にないと言ってもいいでしょう。
複数口座を開設すると言っても何十社も口座開設するのはさすがに大変なので、おすすめされているものの中から自分に合っているだろう3社程度を選んでまずは口座開設すると良いでしょう。
