FX基礎知識講座

通貨ペアの選択で勝負が決まる!初心者におすすめの通貨ペアは?

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今、口座開設をした会社の通貨ペアを見ていたのですが、20ペア近くあり、数が多過ぎてどのように選んでいいのか分かりません。
そうですね。トレーダーごとに、取引スタイルも違えば時間帯も違うでしょうし、リスクをどの程度許容するのかなど様々なので、選ぶ通貨ペアも当然異なってきますね。
初心者にはどの通貨ペアがおすすめですか?
初心者ならまずは米ドル円から始めてはどうでしょうか。この機会に様々な通貨ペアの特徴や選び方についても説明してきましょう!

 

通貨ペアって何?どのくらいの種類があるの?

各会社の通貨ペアの数を見てみよう

そもそも通貨ペアとはどのようなものでしょうか。

FXは2つの通貨を売買して利益を狙います。

例えば、円を使ってドルを買い、ドルの価値が上がったらドルを売って円に戻すことで利益が出ますね。

つまり組み合わせる2つの通貨が必要です。

その組み合わせを通貨ペアと呼んでいます。

それでは一体どのくらいの通貨ペアがあるのでしょうか。

多くの国内会社は20種類程度が多いですが、中には50種類、または100種類もの通貨ペアを取引できる会社もあります。

主な国内のFX会社の取り扱い通貨ペアをまとめてみました。

人気の主要通貨についてはどの会社も扱っていますが、トルコリラ/円については扱っていない会社もあるため表に記入しました。

FX会社 通貨ペア数 トルコリラ/円
GMOクリック証券 20ペア
SBI FXトレード 26ペア
DMM FX 20ペア
マネーパートナーズ 20ペア
FXプライムbyGMO 20ペア
外為ジャパンFX 15ペア
みんなのFX 23ペア
外為オンライン 26ペア
ヒロセ通商 50ペア
サクソバンク証券 158ペア
IG証券 100ペア

※2019/7/9時点

基本的に20ペア前後あれば主要な通貨ペアはどの会社でも取引可能です。

よほどマイナー通貨を取引したいということでなければ20前後の通貨ペアがあれば十分です。

それでもたくさん種類があって選ぶのに迷ってしまいそうですね、これから選び方をどんどん伝えていきますので安心してくださいね。

ポイント

  • 通貨ペアの数は会社により異なるが、20前後あれば十分
  • トルコリラ/円を扱いたい場合は会社により取り扱ってない場合もあるので注意

 

 

通貨ペアの取引量の世界シェアを見てみよう

次に通貨ペアの取引量における世界シェアをみてみましょう。

この統計は国際決済銀行が3年ごとに発表している資料で2016年時点のものです。

ランク 通貨ペア 世界シェア
1 ユーロ/米ドル 23.05%
2 米ドル/円 17.72%
3 英ポンド/米ドル 9.24%
4 豪ドル/米ドル 5.24%
5 米ドル/カナダドル 4.29%
6 米ドル/人民元 3.78%
7 米ドル/スイスフラン 3.54%
8 ユーロ/英ポンド 1.96%
9 ユーロ/円 1.56%
その他 29.62%

基本的に取引量が多い通貨ほど突然の急騰や急落につながりにくく、値動きが安定していると言えるでしょう。

ユーロ/米ドルのシェアが一番多いですね。

やはり世界的には米ドルが含まれる通貨ペア(ドルストレート)の取引量が上位を占めています。

円が絡んでないので扱いにくいイメージがありますが、ユーロ/米ドルは日本でも人気の通貨ペアですね。

ちなみにFXの口座に入金するのは円ですが、このユーロ/米ドルもそのまま取引できます。

私だけかもしれませんが、初心者の時は円を含んだ通貨ペアしか取引できないと勘違いしていました。

FX会社が円を使って自動で両替してくれるので、円を含まない通貨ペアもそのまま取引できます。

ポイント

  • ユーロ/米ドル、米ドル/円は取引量も多く値動きも比較的安定している

 

何種類くらいの通貨ペアでトレードすばいいの?

FX市場における人気の通貨ペアも分かりましたが、この中から何種類くらい選べばいいんですか?
それもトレードスタイルにやスキルによって変わってきますね。簡単に説明しましょう。

率直に言うと初心者はまず一つの通貨ペアに絞りましょう。

もちろんですが、通貨ペアごとに動きの特徴があります。

その特徴、つまりチャートの動きや癖をしっかりとつかむことができれば、利益も出しやすくなります。

通貨ペアの特徴を早くつかむためにもまずは一つの通貨ペアに集中しましょう。

その後、経験を積んで特徴が分かり、チャートが理解できるようになってくると狙いを定めてトレードできるようになり、無駄なエントリーが減ります。

狙いを定めて勝てる確率が高い所を待つので、一つの通貨ペアではなかなか狙ったチャンスが訪れません。

そんな時に、扱う通貨ペアを増やしてチャンスを増やしているトレーダーは多くいます。

通貨ペアを増やすのはその時まで待つ方が良いです。

初心者のうちは通貨ペアを増やしてチャンスを増やすのは損失リスクをそれだけ高めてしまいます。

ポイント

  • 初心者はまず一つの通貨ペアに絞る

 

 

ドルストレートとクロス円って何?通貨ペアをグループ分け

ドルストレートとは

ここでは、通貨ペアのグループ分けについて説明します。

現在、世界の市場で中心となる通貨は米ドルですよね。

この米ドルとペアになる通貨のことをドルストレートと呼んでいます。

例えば、米ドル/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドルなどです。

米ドルはどの通貨とも直接取引できますが、米ドルを含まない通貨ペアは直接取引できません。

詳しくは次に説明します。

ドルストレートは比較的チャートやテクニカルが機能しやすく分かりやすいです。

また流通量も多く安定しています。

ポイント

  • 米ドルを含む通貨ペアのことをドルストレートと呼ぶ

 

 

クロス円とは

クロス円とは米ドル/円以外の円を含む通貨ペアのことを表します。

先ほど米ドルを含まない通貨ペアは直接取引できないという話をしました。

例えば英ポンド/円を取引する時は、英ポンドと円を直接取引することはできません。

これだけではよく分かりませんよね。

例えば、円で英ポンドを買いたいなら、まずは円で米ドルを買って、その米ドルで英ポンドを買うという取引になります。

この流れをFX会社のシステムが自動で行っているのです。

このように英ポンド/円は米ドル/円と英ポンド/米ドルをかけあわせて取引が成立するのでクロス円と呼ばれているのです。


その他クロス円の代表的なものとしては、ユーロ/円、豪ドル/円、カナダドル/円などがあります。

クロス円は2つの通貨ペアをかけあわせて成立するので、ドルストレート に比べ動きも複雑になりがちです。

ただ、一度動き出すと大きく動くという特徴もあります。

例えば英ポンド/円なら、米ドル/円と英ポンド/米ドルの両方のチャートが同じ方向に動いているときに、大チャンスとなる傾向があります。

ポイント

  • クロス円とは米ドル/円以外の円を含む通貨ペアのことを表す
  • クロス円はドルストレートに比べ動きが複雑になりやすい
  • クロス円を取引する場合は、合成される前の2つのチャートを見てチャンスをつかむ

 

通貨ペア選択のポイントとは?

ここまでで、どれくらいの通貨ペアがあるのかやグループ分けについて説明してきました。

ここからは通貨ペアの具体的な選び方を説明しますね。

選択する上で押さえるべきポイントについてお伝えします。

通貨ペア選択のポイント

  • 流通量
  • ボラティリティ
  • 動く時間帯や動き方の癖
  • トレードスタイル
  • 情報を入手しやすいか

流通量

通貨の流通量が多いとその分値動きも安定します。

流通量が多い通貨ペアは上でお伝えしましたね。

逆に少ないと急落、急騰するなど投機的な動きをすることもあります。

チェック

流通量が多い通貨ペアを選択することは為替変動リスクの対策にもなる

 

ボラティリティ

ボラティリティとは変動幅のことです。

この値が大きければ、チャートの動きが大きいということです。

動きが大きいと利益を出しやすいですが、その分リスクも大きくなります。

チェック

ボラティリティが大きい通貨
→英ポンド/円、英ポンド/米ドルなど

 

動く時間帯や動き方の癖

通貨はその国の市場が開いている時に大きく動きます。

例えば、午前中にトレードをするのにユーロ/米ドルを選択しても動きはあまりありません。

また欧州通貨などは市場が始まる前に「だまし」などの癖があります。

下のチャートはある日のユーロ/米ドルの15分足チャートです。

日本時間は動きがあまりありませんね。

欧州市場が始まる前に上昇していますが、これが「だまし」と言われるものです。

欧州市場が始まった途端に反転下落し大きく動いているのが分かりますね。

経験が必要ですが、この「だまし」という特徴を知ってトレードできれば利益につながります。

このような動く時間帯や癖などを狙って通貨ペアを選ぶのもありです。

 

トレードスタイル

スワップポイントについては別にて詳しく説明しますが、2つの通貨の金利差が大きい通貨ペアを選ぶとスワップポイントも大きくなります。

一方でスキャルピングのように1日に何十回もトレードをする場合はスプレッド(手数料)の小ささがポイントになります。

スプレッドについても別にて詳しく説明しますが、トレード回数が多いスタイルであれば、スプレッドが重要になります。

チェック

  • スワップ運用に向いている通貨→トルコリラ/円、米ドル/円、豪ドル/円など
  • スプレッドが小さい通貨ペア→米ドル/円、ユーロ/米ドルなど
スワップポイントやスプレッドについては、別の時間で詳しく説明しますね。

 

情報を入手しやすいか

テクニカルやチャートのみに注目する場合はあまり関係ありませんが、各国の経済状況や情勢などのファンダメンタルズをもとにトレードする場合は大切です。

円や米ドルについての情報は入ってきやすいですが、南アフリカランドやスイスフランなどは情報も少ないです。

 

 

初心者におすすめの通貨ペアは何?

最後にこれまでの選び方を総合して、初心者におすすめの通貨ペアについて考えてみましょう。

上であげた選択ポイントをもとにして、リスクを極力減らしてトレードをするならばやはり米ドル/円しかありません。

現在は金利差もあるので、米ドル/円を買った時にはスワップポイントもついてきます。

買い中心で狙ってトレードをすれば、さらにリスクも減らせますよね。

米ドル/円はボラティリティが比較的小さいという点がありますが、初心者の場合はその分損失リスクも減らせることにもなります。

また米ドル/円はレンジ相場が比較的多いですが、いざ動き出すと大きく動くことも多いです。

トレンド相場とレンジ相場の見極めがポイントです。

もし米ドル/円の動きがある程度わかるようになり、トレードにおいても勝てるようになってくれば、次はユーロ/米ドルあたりがおすすめです。

米ドル/円より大きな動きをすることが多いですし、トレンドも比較的分かりやすいです。

米ドル/円が停滞しているときはユーロ/米ドルが大きく動いていたり、またその逆もあるのでスキルが身についた上でチャンスを増やしたいなと思ったらユーロ/米ドルもおすすめです。

 

今回のポイント

  • まずは1つの通貨ペアから始める
  • 通貨ペアの選択ポイントを参考に自分のスタイルに合ったものを選ぶ
  • 初心者は米ドル/円から始めるのがおすすめ

 

 

【厳選】初心者におすすめのFX会社

ここでは数あるFX会社の中から、特に初心者におすすめのFX会社を厳選してご紹介します。

おすすめする会社の中でも、細かなところで違いはあるのでそれぞれの詳細ページを参考にして自分に一番合ったものを選択するようにしましょう。

おすすめのポイント

  1. 主要通貨ペアのスプレッド
  2. 高い約定率
  3. 主要通貨ペアのスワップポイント
  4. 取引ツールの使いやすさ
  5. 会社の信頼性
  6. サービス・サポートの充実

以上を総合して個人的に特におすすめしたいものを選びました。

様々な項目がありますが、その中でも特に重視したのは「取引ツールの使いやすさ」と「会社の信頼性」です。

とことん自分に合ったものを選ぶためには複数口座を開設し、実際に使ってみて比べてみるのも良いでしょう。

GMOクリック証券 [FXネオ]

クリック証券

何よりもまず、7年連続取引高世界1位の実績があります。あらゆる角度から見てもスキのないオールラウンダーの会社です。スマホツールの使いやすさやについては、No.1と言ってもいいでしょう。サポート体制もしっかりしており、お問い合わせに24時間対応しています。「迷ったらココ」と言われるほど信頼性のある会社です。初心者からプロトレーダーまで満足度の高い会社です。

GMOクリック証券[FXネオ] 基本情報
取引単位 通貨ペア数
10,000通貨 20
スプレッド(原則固定)※例外あり
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円 英ポンド/円
0.2 pips 0.4 pips 0.5 pips 1.0 pips

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DMM.com証券 [DMM FX]

【DMM FX】入金

とうとう口座数が70万口座を突破してFX口座数国内No.1取引高についてもGMOクリック証券に続き世界No.2となっています。スプレッドもGMOクリック証券と並び業界最狭水準、サポート体制は業界初のLINEによる問い合わせも可能です。ツールも初心者に扱いやすいことで知られています。取引システムも安定していて、約定力が強く滑りにくいと評判です。

DMM.com証券[DMM FX] 基本情報
取引単位 通貨ペア数
10,000通貨 20
スプレッド(原則固定)※例外あり
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円 英ポンド/円
0.2 pips 0.4 pips 0.5 pips 1.0 pips

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マネーパートナーズ 

青色03銭静止画

ストロングポイントとしては約定力がNo.1ということです。矢野経済研究所が行なっている調査において10年連続で約定力No.1という評価を受けています。スプレッドも主要通貨についてはGMOクリック証券やDMM FXを上回る水準もあります。またパートナーズFX nanoを利用すると取引単位が100通貨からとなり、初心者がトレードを練習するのにも向いています。

マネーパートナーズ 基本情報
取引単位 通貨ペア数
10,000通貨(100通貨) 20(18)
スプレッド(原則固定)※例外あり
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円 英ポンド/円
0.3 pips
(0.4 pips)
0.3 pips
(0.8 pips)
0.4 pips
(0.7 pips)
0.9 pips
(1.2 pips)

※( )の値はパートナーズFX nano

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